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| ■ モデルアート２月号増刊『戦艦大和』の記事を執筆させて戴きました |
モデルアート社発売「モデルアート２月号増刊『戦艦大和』」（2012.01.20発売）において、
『機械設計者が解析する”大和”の主砲塔』（P56〜P64+6）
と題する記事を執筆させて戴きました。
記事は米海軍の調査資料の検証から始まっていますが、実際の作業は写真解析がスタートでした。 
写真解析の方法を解説してみました。精度を上げるには、高価なお絵かきツールが必須です。 ちなみに、右端写真下の解説は、検閲により一部削除されています。 
気になる項目をピックアップして解析。バーベットの直径は、未だに確実な寸法は判りません。 ローラーパスと旋回盤の図面は関係者が残したものがありますが、旋回ギアとの位置関係を 記載したものはありません。旋回盤の下部は意外とタイトなレイアウトになっているので、 一つ寸法が決まると他の寸法はかなり限定された範囲になります。 
砲塔図面の一部です。いつもの写真の関係でだいぶひん曲っていますが、この辺が限度です。 実は、一番厚い所の寸法が入っていなかったのに気付いたのは、発売後でした。 〆切に追われて切羽詰まっていながらも、一通りはチェックしたんですけどね。 
折角なので、紙面では載せ切れなかった寸法換算表（エクセルのシート）をアップしてみました。 旋回盤など他の写真の解析データも入っています。改変された場合は、ご連絡を(笑)。 （右クリックメニュー→「対象をファイルに保存」してから開いてください） |